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今週はクレパス遊びに挑戦!各クラスに届いたまだ味のない真っ白なペロペロキャンディーが描いてある画用紙を使って味付けを楽しみました。最初は、”いちご味”や”ぶどう味”など定番の味をイメージして描き始めた子ども達でしたが、描き進めていくうちにイメージが広がって”ブロッコリー味”や”スーパー戦隊味”といったオリジナリティ溢れるアイディアもでてお友達同士でも共有する姿が見られました。

実は先日、自由画帳とクレパスの使い方をみんなでレッスンし、自由遊びでも楽しんできたので、張り切って準備をしたり、落ち着いて活動に取り組んだりすることができたようですよ♪段階を踏んで活動することで、その活動の内容を理解し、心から楽しむことができます。心から楽しむとアイディアもたくさん広がり、素敵なものができるとそれを見てもらいたいという気持ちも膨らみます。こういった良い流れを作れるように、これからもどんな活動でも楽しむ為の土台作りをし子ども達の”楽しい”や”見てもらいたい”という気持ちを引き出していきたいと思います。


年長さんは8月の夏祭りごっこで店員さんになります。その中のお店の一つ、ジュース屋さんのジュースに付いてくるコースターを切り紙で作りました。年長になり初めて取り組んだこの技は、カーブを切るときの力加減、ハサミや折り紙をスムーズに細かく動かすこと、完成形をイメージしながら作ることなど実は難易度が高いのです!切り紙のルール(ハサミのスタートとゴールを同じ辺にすること)を守りながら慎重に切ることに試行錯誤したふじ組、”こんな形にしたい”と黙々と完成させていくまつ組とクラスによって様子は様々でした。「これ、売れるかな?」「人気になっちゃうかも!」とお店に並べることをイメージしながら何枚も作るうちに段々と細かな模様が作れるようになりましたよ♪

”ハサミって楽しい”の思いに加え、”出来上がりをイメージしながらどのように作るか”を考えられる力がちょっとずつ育っているなと感じました。今後も品物作りや担当決めなど夏祭りごっこを楽しみに活動していきたいと思います☆


今週は鉛筆遊びをしました。まずは、鉛筆の正しい持ち方ができる魔法の呪文「おっけー、くるりん、すとん」を唱えながらみんなで確認!「もう持てるよ!」と自信満々な子もこの呪文を唱えながらより楽しく持つことができましたよ。そのあとは、自分の名前を書いたり、迷路を楽しんだり…鉛筆を使っていろいろな遊びができることを知った子どもたち。次の日には、レベルアップした迷路や色鉛筆での塗り絵、発展画などが大人気となりました。「次はもっと難しいの出して!」「ぼくが作った迷路やってみて!」と、子どもたちが自ら‘‘やってみよう‘‘ ‘‘もっとこうしたい‘‘ など、どんどん興味や遊びが膨らむ様子が見られました。好奇心を持って取り組んでいる子どもたちはとても活き活き!これからも、そんな瞬間をたくさん作れるように小さなきっかけ作りをしていきたいと思います。

 

最近は「年長さん頑張るぞ!」の気持ちでちょっぴり疲れてしまい、おうちが恋しくなってしまう子もちらほら…おうちでゆっくり過ごしてくださいね♪


今週は『年中になったカッコイイ自分の顔』の絵を描きました。自分そっくりに描くために、顔の形、大きさ、色などに注目!自分の顔を思い返すことで「鼻と耳に穴がある!」「僕は髪がツンツンなんだ」と小さな発見がたくさんあったようです。

クレパスで画用紙の白が見えなくなるほど塗り込む子、白目と黒目で目を表現する子など、自分なりのこだわりを持って描き上げていましたよ!

バブリーを匂わせるキメッキメのメイクで仕上げた子には思わず笑ってしまいました♪

 

年中組は人数が多いので、子どもたちが安心して活動に取り組めるよう、そして私たち保育者が子どもたち一人一人を細かく見られるよう、一斉活動を行う際は1クラスを2つのグループに行っています。まずは少人数の活動で、困っていることを発信する力や、自信を持て自分を表現する力を育てていきたいと思います。

 


梅雨に入り、雨が続いていますが子どもたちは元気いっぱい!雨の中嬉しそうにお散歩に行こうとしたり、屋根から落ちてくる雨粒に手を伸ばし手の中にポタポタおちる感触を楽しんだり、水たまりに手や足を入れ水の動きに興味を持ったり、テラスにつく自分の足跡に驚いたりと雨ならではの楽しみ方を見つけていますよ。

そんな中今週は、雨の日でもお部屋でじっくり取り組める粘土遊びをしました。粘土屋さんから電話がきたり、お届け物が届いたり、楽しみにしていた粘土を手に入れ子どもたちは大興奮!さっそく丸めて「おだんごだよ!」長細く伸ばして「ヘビさん作ったよ!」と形の変化を楽しむ子、粘土板の絵柄を使ってスタンプするのに熱中する子、粘土ベラを使って料理をしているかのように粘土を切る子など、いろいろなものに見立てながら子ども同士でも見せあったり、会話を弾ませたりして盛り上がっていました。

昼食後や自由遊びの楽しみが一つ増え、さらに今までとは違う友達との交流が生まれている姿を見て、これからも”楽しいきっかけ”をたくさん散りばめ生活に素敵な変化が見られるといいなと思いました♪


6月になり幼稚園が再開。久しぶりの幼稚園にドキドキ、憧れの年長さんになったワクワク、いろいろな思いを胸に登園してきてくれました。友達との再会を喜び、思いっきり園庭を駆け回ったり泥んこ遊びをしたり、笑顔があふれる幼稚園が戻ってきて私達も嬉しいです!
そんな中、「まだやらないの?」「はやくやりたいな!」と心待ちにしている声が聞こえていた、年長ならではの活動…それは、一輪車!!みんなの気持ちに応え、梅雨に入る前にチャレンジしてみました。期待感MAXな子ども達は先生の話に目を輝かせながら聞いていましたよ。今回は手すりをもって一輪車に座ることが目標。実は、緊張していたり不安に思っていたりした子もいましたが、何度もチャレンジして目標をクリアできました。
座れるようになったことはもちろんすごい!さらに、難しそうだと思ったことに自分からチャレンジしようとした姿がもっとすごい!!その気持ちを大切にしたいなと思いました♪
「今はできないけど毎日練習すればきっとできるようになる。できるようになったらみんなで一輪車ショーをしたい!」という努力を積み重ねる大切さに気付いた子もいましたよ。
一輪車だけではなく、自分に自信を持てる何かを見つけていけるように一人一人とじっくり関わって充実した一年間を過ごしていきたいと思います。


いよいよ年中組がスタートしました。長いお休みがあったことで新生活にドキドキが増していた様子・・・・・。カチコチな表情が印象的な1週目でした。そこで!仲良し大作戦として『自己紹介ごっこ』を開催!特設ステージの上でまずは自分の名前を言い、その後はなんと呼ばれたいか(あだ名)を発表しました。ちょっぴり照れた可愛い表情で教えてくれた子、部屋中に響き渡る大声でアピールする子、我先にとステージに上がる子など様々な姿が見られましたよ。あだ名は名前が多いだろうなと予想していましたが、「キャンディーって呼んでください」「テリーアンドテリーって呼んでください」などユニークネームが炸裂!クラスみんなで大笑いし心の距離がぐっと近づいた時間となりました。
今週に入り、少し気持ちの面で疲れが見られる子もいますが、一人一人のペースを大切に新しい繋がりが増えるようたくさんのきっかけを作っていきたいと思います。



分散登園が終わり、いよいよ本格的に幼稚園生活がスタート!自分のロッカーやマークを覚えて身支度を自分で頑張ってしようとしてみたり「どのシールにしようかな♪」と楽しそうにシールを貼ったり「おいしいね」と給食を食べたり(実際はなかなか食べ進まないこともありますが(笑)”みんなで食べる”という雰囲気に喜びを感じているようですよ)でもまだ時々涙したりとそれぞれのペースで1日を過ごしています。そんな中、今週はクラス毎に遊具の正しい使い方を知るためにお庭探検をしました。まずはひとりひとつお庭探検するための眼鏡と地図を手にし、気分は探検隊!!「あやしいな~」「いつも遊んでるよ!」などと眼鏡を覗きながら一つ一つの遊具の約束を確認しました。探検の最後には”探検大成功”のシールをGET!それぞれお気に入りの遊具を発見したり、放課後遊ぶ中でさっそく約束を実践してみたりする姿を見て、微笑ましく思いました。これからも”楽しく過ごすためには約束があり、約束を守るからこそみんなで気持ちよく過ごすことができる”ということを伝えていきたいと思います。


『母親の葛藤』  森田 洋未

みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
我が家には年中児の娘と1歳4ヶ月の息子がいます。緊急事態宣言発令後、我が家の子どもたちも登園を自粛しています。主人は発令後も出勤しているため、主人の休みの日に私が出勤するという形を取り、登園自粛を始めてから約1ヶ月半が過ぎました。
子どもたちを自粛させられることになった時、正直安心感が大きく始めは「さて、明日から何しよう⁈」と気合を入れられた私…。それぞれ1歳半と11ヶ月で入園した子どもたちとまたこんな風にずっと一緒に過ごせるなんてちょっと嬉しい…なんてポジティブに考えられた私…。
でしたが!
現実はそんなに甘くなかった…。ただの長期休みと違って、登園自粛ということは寝起きから寝かしつけまで自分一人で見ることが続く。24時間毎日一緒ということはそれこそ1分足りとも一人の時間がない。家で過ごせるのはとてもありがたいけれど、綺麗ごとばかり言っていられない現実にぶち当たりました。
ひとり遊びが得意だった娘はこの自粛期間中に集中して遊ぶことがかなり減りました。毎日家にいてメリハリがないというのが大きな原因の一つかもしれません。そこで何度も遊びに誘われます。でもこちらも息子の機嫌が良い朝のうちに家事を一気に済ませ、さぁちょっとお茶でも…と思ったところに「ママ遊ぼうよ〜」と言われたり、二人の物の取り合いなんかが始まったりすると、ちょっと放っといてくれー!と言いたくなったりします。
そして、口を開けば「Amazonプライム(YouTube)見ていい?」と言うようになり、それまであまり見せて来なかったこちらとしてはこれがまた気になる…。でも見ててくれるとちょっと自分が休めるので、いいよ!と言いながらも、少しもやもやするの繰り返し。
始めこそ自粛が明けた時のためにそれなりに規則正しく…と心掛けていたものの、そもそも楽しみが大幅に減っている子どもに今までのように大人が思うルールで過ごさせるのはどうなのか疑問を持つようになりました。
そして、こういう疑問や葛藤を誰かに気軽に話せる環境にないというのがさらに自分を悶々とさせました。これまでは何かあっても誰かと話したり会ったり、日常を過ごすだけでリフレッシュしたりリセットできたりしていたのに、毎日家で子どもたちと過ごす日々は、疲れも悩みごとも溜め込む一方になるということを知りました。
TVをつければコロナのニュースに不安を煽られ、近所の子たちは外で遊んでいるため娘から毎日どうして私だけだめなの?と聞かれ悲しそうにしている姿に切なくなり、SNSを開けば工夫して楽しんでいる人たちがキラキラして見える…
工夫している人が称賛されるばかりで、誰も「何もしなくていいですよ!」とは言ってくれない。何かしなきゃ、ポジティブに捉えて楽しまなきゃ、という焦りのようなものが生まれる。
そんな感じで始めの気合や余裕はどこへやら状態になりました(^_^;)
そんな時、ちょうど職場のzoom会議で藤原里美先生(なおみ先生の日記参照)の講義を聞く機会がありました。その中で当時の私がとても救われる言葉が…
• 子どもがそこにいると構ってあげなくてはいけない気になる、でもかまわず放っといてOK!
• 起きる時間寝る時間を大体決めて三食、それだけで十分。
• 幼稚園、保育園、学校が無い分、家できちんとさせなきゃならない気がするけど気にしなくていい!最悪この事態が一年続いたとしても、来年またみんなでやり直せばいい。
• こんな機会はないから大人も子どもものんびりしよう!
この考えに私の中で悶々としていた葛藤の雲が一気に晴れました。
TVやYouTubeばっかり…が気になっていたけど、YouTube祭りの日があったっていい!
免疫力を考えるとご飯作りが憂鬱だったけどとりあえず何か食べてればいい!
ある程度好き勝手させて、大人も子どもも適当に過ごして共にストレスをできるだけ減らして健康を守る!自粛が明けたら、私は家族と自分の健康を守りました!と堂々と言おうという結論に行き着きました。
…適当に過ごすというのは少し聞こえが悪いかもしれませんが、私の場合は近くにいるとついつい目につく娘の行動に口を出しすぎてしまうので、声をかける回数を減らす、「まぁいっか!」と目を瞑るように意識しています。
それでもやっぱりうまくいかないことはたくさんあります。イライラガミガミ虫になっていることが多いです(^_^;)その話はまたの機会に…笑
特別なことはできなくても、今日も一日お互い健康に過ごしましょうね!(^^)


私と次男のいい距離感 太田 紗恵子

大谷幼稚園の皆さん、お元気ですか。幼稚園も6月からの再開に向けて準備を進めていますが、長い自粛期間どのようにお過ごしでしたか?私はこの自粛期間が始まる前にせっかく家族みんなで過ごすのだから“楽しく・笑顔で”過ごそうと意気込んでいました。が…実際はそう甘くなかったです。

旦那や息子の嫌なところに注目しイライラしたり、一緒にいることで気を使って疲れて窮屈さを感じたり、一人になる時間がなく我慢することでストレスを抱えたり、笑顔は消失し眉間にしわを寄せ過ごしているいるというのが実際のところです(泣)そして困ったことに私は家でじっとしていることが苦手なのです。

でも、この状況を解決したのが、夫婦でウォーキングすることでした。不要不急の外出を控えるようにというアナウンスに後ろめたさをを感じつつも家庭不和になるよりは…と毎日継続しました。会話こそないけれど二人で同じ景色を見ながら歩くというのは気分転換、運動不足解消になり、なかなか良いものでした。家にいるよりも夫婦関係が良好でしたよ(笑)この時期にしか体験できない時間を過ごせ、貴重だなぁと感じました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが子育て日誌…ということで何を書こうか迷いましたが、私が一番心配している次男のことを書かせていただきます。私には高3・高1・小3の3人の息子がいます。次男はこの春無事高校生になりましたが、これまでの道のりは険しいものでした。小さい頃から嫌なことがあると癇癪を起こして泣きじゃくる次男は保育園に通わせるのも一苦労。1歳で入園した保育園に熟れるのに4年もかかりました。まだこだわりも強くお気に入りの決まった靴下(キノコと恐竜柄の2足)でないとパニックを起こし朝からグズグズする始末。そして、人前に出るのが苦手で年中さんの運動会では頭につけるパンダの耳を投げ捨て泣きっぱなし、発表会は先生に抱っこされて舞台の袖で泣いて大暴れ。

小学校では学習につまづき勉強嫌いに。時間割りをそろえる、持ち物を準備する、宿題をやることができず毎日私とバトルの日々。5年生の時には取っ組み合いになるほどやり合い暴言を吐く始末。悪さをして担任の先生からよく電話もかかってきていました…

中学校でもいたずらしたり、悪さをし相変わらず電話が鳴る日々。勉強嫌いで成績は悲惨なものでした。そんな次男を見て毎日イライラし、小言を言い続けていたのですが、このままでは親子関係は悪化するばかりであることに気づき、ある日干渉することを辞めたのです。見て見ぬふりをするというのはとても至難の業でした。また、何もしない次男に対して何も言わないのは逃げているだけ?育児放棄?ずるいこと?と葛藤することもあありました。が、放っておくと不思議なことに次男との関係は改善していき、家庭内の空気も良くなりました。

今思うと私は何をするにも上手くいかない不器用な次男が気になり、構いすぎていた事に気づきました。以前は悪いところばかりが目についていた私ですが、放っておくと気持ちが楽になり良いところに気づけるように!そして、次男にも変化が…。小言を言わなくなった私に対して笑顔を見せるようになり、ほんの少しですが自分で行動してくれるようになったのです。

この自粛期間中は凄く異様な格好(パジャマ姿にヘアーバンドをし耳にはヘッドフォンをつけ、リビングのテレビを占領してコントローラーとキーボードをカタカタと操作)で友だちとオンラインゲームをしまくっています。高校の課題をやっているのかわかりませんが、中学の友だちと会話しながら何やら楽しそうにゲームをすることで新生活への不安をもみ消したり、気持ちを安定させたりしているんだなぁと思えるようになりました。そう感じてあげられるようになったのが今です。

育児真っ最中の時期は必死でした。余裕がなく、視野が狭くなり、心にもゆとりがありせんでした。が、育児がひと段落するとこんなにも次男が可愛く思え、こんなことがあったなと懐かしく思い笑えるのです。一番手がかかる子ほど笑えるエピソードがあるものです。そして、次男はここぞというときにやってくれる子!勉強、実技はめっきりダメだけど、高校受験では面接で高得点。先生も感心していた程です。どのような態度で受け答えしたかはわかりませんがやればできる!やってくれる!と実感しました。これからはそんな次男を適度な距離で温かく見守り、信じていきたいと思っています。

みなさんは子育て真っ最中。どんなことがあってもいつか笑って話せる日が必ず来ます。その日が来るのを楽しみに子育てに奮闘してくださいね。


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